いにしえより伝えられている名泉です

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三大温泉…@別府(大分県別府市)、A由布院(大分県由布市)、B伊東(静岡県伊東市)
現存する源泉数の多い3箇所です。上位2箇所は同じ大分県で距離も近いことから、このあたり一帯は今でも豊富な温泉資源の場所ということになります。

三名泉…@榊原(三重県津市)、A有馬(兵庫県神戸市)、B玉造(島根県松江市)
平安時代に書かれた清少納言の枕草子には「湯は七栗の湯、 有馬の湯、玉造の湯」と記されています。ちなみに七栗の湯とは現在の榊原になります。

三名泉…@有馬(兵庫県神戸市)、A草津(群馬県吾妻郡)、B下呂(岐阜県下呂市)
林羅山詩集で「我が国は諸州に温泉を多く有す。その最も著しいものは、摂津の有馬、 上州の草津、飛騨の湯島、この三箇所なり」と記されています。ちなみに飛騨の湯島は今の下呂になります。

三古泉…@道後(愛媛県松山市)、A有馬(兵庫県神戸市)、B白浜(和歌山県西牟婁郡)
712年に編纂された古事記や720年に編纂された日本書紀に登場しています。千と千尋の神隠しに出てくる湯屋のモデルとされている道後は、古くは聖徳太子が利用していた説があるようです。

三御湯…@秋保(宮城県仙台市)、A別所(長野県上田市)、B野沢(長野県下高井郡)
順徳天皇のとき、皇室が選ぶ日本の名湯の中に、当時の呼称で信濃・名取・犬養の3箇所のみ御湯という称号がつけられています。

三大秘湯…@ニセコ薬師(北海道磯谷郡)、A谷地(青森県十和田市)、B祖谷(徳島県三好市)
その名の通り隠れた名泉である。どれも聞いたことがない場所で、まさしく秘湯なのでしょうが、一体誰が決めたのかは分かりません。

三大薬泉…@有馬(兵庫県神戸市)、A草津(群馬県吾妻郡)、B松之山(新潟県十日町市)
特に薬効の高い温泉として伝えられています。上位2箇所は江戸時代の温泉番付で東西の最上位格大関の地位にあったことから、温泉人気=薬湯だったのでしょう。

三大美人湯…@川中(群馬県吾妻郡)、A龍神(和歌山県田辺市)、B湯の川(島根県出雲市)
大正時代の鉄道省にあった温泉案内でこの3箇所が美白の湯として紹介されていたようです。鉄道省のおすすめというのが、どうも観光客誘致の臭いがします。

三大温泉街…@箱根(神奈川県足柄下郡)、A別府(大分県別府市)、B熱海(静岡県熱海市)
宿泊者数が多い順です。首都圏に近い箱根や熱海は当然上位に来るのは分かりますが、別府が2番目というのは、誰もが思う一度は行ってみたい温泉地ということでしょう。

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